今回は、サボテンで最近人気のアガベを通して属の説明をしていきます。まずは、この仲間の写真です。

特徴としては、中心から放射状に葉先が伸びていることです。それぞれの葉は固く、その葉先には鋭いトゲがあるのが一般的です。属と言うのは、単にそれの仲間、もしくは部類と考えていいでしょう。仲間であれば、だいたい育て方が一緒になると考えます。考え方と言うのは、どのぐらい寒さに強いのか。どのぐらい暑さに強いのか、水やりはどうなのか？などなどが同じようなものだと捉えます。姿が違っても属が同じであれば、栽培していく上で同じとして判断します。そのサボテン、多肉植物などが、どの属（どの部類）に入るかは、その見た目よりも開花したときの花の姿、形状で判断できます。アガベの花は。中心から上に向かって太めの茎をともなって何輪、何十輪の花を咲かせます。サボテン、多肉植物の属を知る利点は、栽培するうえでの目安となります。生産者の立場からすれば、何十以上とある属を大まかに冬型、夏型としてに分類に分けて考えています。さらにもう少し細かく分けるとすれば。一年を通して強いもの、春と秋のような気候を好むものなどとしてぐらいです。属によっては、兄弟のように似通ったものも多いです。たくさんある属をただ覚えるだけでなく栽培を用意にするために覚える方がいいと考えています。