サボテンと多肉植物を見比べて見ると違ったように見える。でも、これが意外に同じ仲間として捉えることができる。今回は、その説明。この二種類の大きな特徴は、乾期に備えて水分を蓄えることができること。多肉植物として扱われているものは、それぞれの葉の中に水分を蓄える。サボテンは、幹に水を蓄えるということです。身近な多肉植物のなかでアロエと呼ばれているものは、一枚の葉を取り、その葉を切断し中にあり水分を火傷したときに塗るといいと言われてもいます。それは、葉の一枚のなかに水分を蓄えているからです。多くの多肉植物の葉をカットして確かめれば多肉植物の性質が理解できます。サボテンは、多肉植物よりさらに厳しい乾期に耐えるために葉をトゲというものに変えて幹に水分を蓄えたものです。サボテンのもカットして見ると水分が多いことが分かります。多肉植物とサボテンは見た目は違いますが、それぞれが乾期に於いて生き延びて行くための目的は同じです。性質が同じあれば、同じ部類として扱われています。多肉植物の葉と呼ばれるものは、やはり葉ですから水分の蒸発があります、それだと厳しい環境では生き延びれないということで、それを細いトゲに姿を変えて幹に水分を蓄えたものがサボテンと呼ばれているものです。これを理解していくことは栽培していく上で重要です。