サボテン 斑入りとは?
サボテンを収集する人達のなかで斑入りを好む人もいる。この斑入りいう言葉は何だろう?
サボテンに限らず他の植物、例えば盆栽、万年青(おもと)、観葉植物、多肉植物などそれ以上に斑が入る植物は多い。
イメージとしてこれを動物の世界で見れば、白いライオン、白いトラ、白い鹿といったように元々の色から色が変化したもの。
これら動物と同じように植物も同じようなことが起きる。
それは稀の稀という具合。人は好奇心が強く稀を好むように思える。その稀の対象となるものに対して付加価値を付ける。
希少価値として特別視をする。それに価格を反映させ大切に育ててたりして個体数を増やす方法を生み出す。
それによって本来は劣勢であり弱さを持つ対象が存続でき得ることとなる。
自分は、端的に言えば劣勢で自然の世界では、それが何かの変異で生まれたとしても淘汰されるのだと思う。
ただ、この劣勢の性質を持つものは、人が鑑賞用としては面白味がある。
サボテンでは、この斑入りと斑入りをわざわざ交配してさらに色味を作り出すこともある。
あまり斑が強くなると葉緑素が乏しくなり光合成の活動が弱くなって生育が鈍くなる。
ここで記述したサボテンに府が入ることは劣勢の性質を備えるから、それを成長の早いサボテンを使って接ぎ木をしたらどうなるかの試みがなされた。それによって実際にあり得ない不自然なサボテンを生み出せることができた。
それが陽牡丹という品種。
この赤い色をした緋牡丹、これを生み出す前のサボテン、そしてこれを可能にしたサボテンとサボテンによる接ぎ木に関してのことは詳しく時間を掛けて載せていきます。
サボテン全体に於ける斑入りというサボテンの参考画像は——->コチラ
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