食用サボテン

食用サボテン 実生の試み

Last Updated: 2024年10月9日By

サボテンで食用とされているウチワサボテンの種を蒔いてみました。
日本では、このウチワサボテンを緑黄野菜として食べるということはないと思いますが、メキシコでは、一般に食用として栽培されています。
種を蒔いた種類は、フィカス インデイカという品種です。国内ではウチワサボテンの種を採ることはしないです。自分がよく種を輸入するテキサスのカクタスストアーから取り寄せて蒔いてみました。オプンチア(ウチワサボテンの総称)だから簡単だと気楽に考えていましたが、実際に蒔いてみると今まで実生(種を蒔くこと)したなかで一番難しかったです。
発芽をすれば簡単ですが、これが意外と発芽率が悪かったです。何がダメだったのか?は、全く分からないままですが何度も実生を試みるつもりです。

オプンチアは発芽すると二枚の葉が出てその中心から芽が吹いてきます。サボテンの生産者同士では、袴(はかま)が出来てから育つと呼んでいます。少し面白い生態です。
オプンチアの種類は、普通は実生で育てることはしません。挿し木で十分に増えますし管理もしやすいです。ただ、挿し木をして育てるとかなりの大きさになりますから、意外と小さく栽培するのが難しいです。そこで種から発芽すれば愛らしい姿で育ちます。
2寸(6cm)ぐらいのポットに植えて、食用サボテンとして販売できればという目的です。管理が難しいとされた植物も幾度か実生を試みながら覚えてきましたからオプンチアの実生も来年は上手くいくかな?と楽観しています。
サボテン、多肉植物の分野は広く難しさもいっぱいあります。でも、その難しさというのは、自分がその植物をよく理解していないからだと考えています。少し可笑しいかも知れませんが、難しかったことを普通に出来得るようになると…良かった!と自己満足。
何かに挑戦というと大げさですが、それは自分にとって楽しさに挑戦だと思っています。

ウチワサボテン
実生

サボテンを漢字では、仙人掌です。仙人が手の平を広げた姿から名付けられたのでしょう。
上手く名付けたものですね。

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