どう説明すればいいのか?
オリエンタルフラワーは、一般的な草花から観葉植物、ランなどを販売しています。片方では、サボテン、多肉植物の栽培も行っています。
よくお店の方に、ちょっとこの植物を観て欲しい、植え替えをして欲しいという方は大変に多いです。
持ち込まれた植物を直感的に見た瞬間に、それがどのような場所で育てていたのかが分かります。はっきりと言って室内で一年ぐらい管理した植物を回復させるのは難しいです。管理したから元気に育つと思っている方が多いです。
居間などで置かれた植物は、育っているのではなく生かされているという感じです。実際に一部の植物を除いて部屋の中では育ちません。どんなに愛情をかけてもどんなに手を掛けても無理だと思います。
部屋の中で育てるのであれば、植物を育成させるだけのLED電気の光が必要になりますし、温度調整も同様に必要になります。それだけのことをしたとしても旺盛な生育は望みにくいです。戸外で管理した場合には、外ですから風にもあたりますし雨にもあたります。
それらのことがあって植物は根を張ろうとして成長していきます。たとえば野菜などを室内でそだてるというのは無理だと感じるかと思います。部屋でトマト、ナス、大根を育てることはないでしょう。
考え方としては、野菜、観葉植物、草花、サボテン、多肉植物、それら以外の植物もすべて植物なのです。
どうしても鑑賞したい気持ちから部屋に置こうとしますが、生育はしないでしょう。さらに悪い例としては、受け皿に水が溜まっている、根の発育が悪いのに肥料によって補おうとしているなどは、逆効果になっています。
植物という部類の管理は外で育てることが基本だと考えています。自分も生産者ですが、実際に自分が栽培している植物を室内で育てることは無理だと思っています。愛情を多くかけたから育つということはないでしょう。一般の方々の多くは、植物の姿を見ます。
園芸のプロが気にすることは、その植物の根の張り方を気にします。根がどのように張っているかは、その植物を抜かなくてもおよその見当が付きます。
白い細根が十分に出ている植物であれば植え替えなどをしてより一層生育させることは可能ですが、根が黒くなっている状態を回復させるの難しいです。植物を育てる、それはいい根を張らすことができるかどうかだけです。
植物学者の方が、植物の頭脳は根にあるという記事がありました。これは確かです。
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