植物 土

植物にとって専用の土とは?

Last Updated: 2024年9月19日By

植物のすべてに於いて、それぞれが求める専用の土はないように思う。

はっきり言って、身近にある土ならば植物は育つ。土が絶対的に必要か?….そうでもない。水耕法という栽培も近年では盛んに行われていもいる。植物を育てるときにどのような土が適しているか?という前に植物の発芽、挿し木を考えた方がいい。
何かしらの植物の種があるとする。それを蒔いたときに身近にある土で発芽する。ただ、庭の土を使って種子を蒔いたときの一番の弊害は、草が生えやすいだけのこと。生産者の立場からすれば、蒔く種と同様に草が生えれば、それを取るのに大変な労力がいる。
そこで園芸のほとんどの生産者は、ピートモスを主としたものを使って種を蒔いたり挿し木をする。それを選択する条件として安価であること。圧縮されたピートモス、例えば200リットルのであれば、それをほぐせば300~350リットルになるから量として多いし上に積むことができるから場所を取らない。そして土と比較して軽量であること、保水性が高いことなで使用されている。別段にこの植物には、この土をを使うということは少ない。ピートモスを主体として栽培する生産者が一般的。
そこで問題点が出てくる。種を蒔いて発芽する、挿し木をして発根する、それらの根は、その土に合わせた根を出してくる。

一般的な園芸の生産者は、ピートモスを主に使っているから、ピートモスに合った根を出す。もしくはピートモスに合った根を出し続けて成長しようとする。それを植え替えるときには、発根した根に合う土に合わせないと根が違和感を感じて発根に支障が出る。

畑の土を使って発根した植物をピートモス主体の土を使うと同じようなことが起きる。自然に於いて植物が芽を出したときにその根は、たとえば10cm伸びたときでも同じような土であるから安心して根を張ることができる。
植物が育っている自然の環境のなかで、何かしらの要因があって根が抜けて違う場所に移動して、そこで新たな根を発根して成長することは、まずないだろう。園芸として栽培された苗、鉢物などを植え替えるさいにもっとも考えなくてはいけないこと。それは、購入した苗の土に合わせてあげること。違和感をあたえないようにすること。

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