サボテンの大きな特徴としては、棘（トゲ）があります。
この大きな特徴としてのトゲは、動物などを威嚇するものか？というとそうではないと考えています。
幾つものサボテンを密集して植えることがあります。そのときにどんな強いトゲを持つサボテンでも、サボテン同士がトゲで傷付け合うことはないです。
隣のサボテンにトゲガ触れそうになると曲がって互いにトゲで傷付け合うことはないです。サボテンのトゲは、もともとは多肉植物の葉が乾期を乗り越えるためにトゲになったからです。植物の葉というものは、どの植物に於いても互いが接したからといって傷つけ合うことはしません。
また、全てのサボテンが鋭いトゲを持っているかと言えば、そうでないものも多くあります。動物から身を守るためであれば、すべてのサボテンに強いトゲガ必要となります。
サボテン、多肉植物の世界は、意外に面白いことがたくさんあります。
サボテンの生産者として、個人的に知る限りのことを載せていきます。