サボテンの説明
サボテン、多肉植物は、皆さんが想像する以上に品種があります。
サボテンの品種だけでも2,000以上はあるでしょう。今回は、サボテンに関して説明します。
生育に関して品種を覚える必要は、無いと思います。それよりも、その品種がどの属に入っているかが大切です。
サボテンの属だけで100属ぐらいあります。サボテンの品種は、そのどれかに属しています。一つの属で200種ぐらいあるものもあります。属によっては、一種一属というものもあります。
属というのは、大きな分類です。すべての属を知る必要もないでしょう。
100属あるものをおおざっぱに夏型、冬型というふうに分けて考えます。また、100属のなかで国内で栽培されているものは、20属ぐらいだろうか?と思います。大切なことは、その品種が、どの属に入り冬型か夏型かを知ることです。
サボテンの生息地は、北米のテキサス州、アリゾナ州から南米大陸にかけてが主となっています。例えばメキシコといっても日本5
倍ぐらいあります。その全てが平らで平たんというこもないです。標高差もありますし、降雨量も違います。
国内でも植物が、標高が600メートル以上になると高山植物として分類されてきます。標高が1,000メートル、2,000メートル、3,000メートルの差となれば、生体家は違ってきます。そこで同じサボテンと言っても標高が高ければ、寒さから身を守るために棘自体が綿毛のようになって自らの身を守ります。
逆に標高が低ければ、サボテンの肌がはっきりと見えてしっかりとしたトゲを持ちます。この標高と降雨量の差の関係が属を生み出したことになります。
サボテンのどの種類が、どの属に分類されるのか?の判断は、花が咲く時期、花の咲く形状によって判断できます。
標高が高い位置の属=======>マミラリア属
マミラリア側の特徴としては、棘が短く白っぽく見えること。花の咲き始める時期は、2月から3月ぐらいに渡って咲きます。
花の形状としては、上部で残帯に円を描くように小さな花が幾つも咲きます。花の期間は、だいたい3週間ぐらいですから、花の開花期間としては、他の属のサボテンより長いです。
マミラリア属は、標高が高い位置で自生しているものが多いですから寒さに強いです。ここ小牧市であれば、冬場は、霜が当たらないところで育ちます。耐寒性が強い属です。
比較的に管理しやすい属です。国内のサボテンの実生でもこの属の種類は多く栽培されています。
ノトカクタス属(notocactus)は、マミラリア属と違った花の形状です——>コチラ
エキノプシス属(Echinopsis)は、——->コチラ
属によって花の形状が違います。これ以外の属も同様に違いがあります。
同属の種類であれば、交配が可能ですが属が違うと一般的に交配はできません。これも属の違いの大きな特徴です。
このサイトでは、サボテンの属、多肉植物の属を説明していきます。それによって何かしらの参考になればと思っています。
editor's pick
latest video
news via inbox
Nulla turp dis cursus. Integer liberos euismod pretium faucibua