5度単位の気温を肌でどう感じるか？
ここ小牧市の冬場の最低気温は、ー2度ぐらいまで下がり、真夏の最高気温は、37度～38度と年間で40度ぐらいの気温差があります。この40度という気温差を5度単位で考えてみる。冬場の最高気温が5度と10度では、冬の温もりを感じる。
同じように10度と15度の違い、15度～20度、20度～25度もっとも爽やかで過ごし易い。25度～30度暑いけれど過ごしやすい。30度～35度体が暑さに耐えれるかどうか。35度～40度この気温になると外出するのが危険な状態。
これは、人の体感温度として感じるものです。この肌で感じ取れることを植物にも当てはめてみましょう。意外と人も植物も同じです。人は寒ければ防寒できます。暑すぎれば、エアコンの効いた部屋で過ごします。
自分が育てている植物は、自分で人と同じように移動ができません。人が気温によって感じること、それは植物も同じです。
寒くなり過ぎれば、戸外から室内。暑くなり過ぎて日差しが強ければ、遮光をして管理することが大切です。
よく、大切に育てている、愛情を込めて育てているという言葉を耳にしますが、自分の思いこみかも知れません。
大切なのは、それぞれの育てている植物が、どの気温帯を好み、どの日差しを好むかを把握することです。
過ごしやすい気候を周りの花から知るとしたらバラの開花する時期でしょう。
バラの花は、18度～25度ぐらいの安定した温度になると花を咲かせます。日本には四季がありますから、この気温帯は春と秋にありますから、この目安のときに植え替えなどを行うといいと思います。