サボテンと多肉植物は同じ仲間
サボテンと多肉植物は同じ仲間….と聞けば、???となりますね。
面白いことに、これは事実です。サボテン(cactus)は、多肉植物から派生したものとして捉えられています。
多肉植物の大きな特徴としては、水分をそれぞれの葉に蓄え乾期に備える働きがあります。
多肉という感じが付く意味は、多い肉というよりは、葉に水を蓄えてぷっくりとした姿から付けられたものでしょう。
多肉植物は、英語表記で Succulent です。同様にサボテンは Cactus です。
海外では、この二種類を Succurent & Cactus として表記さることがあります。
同一部類として捉えられているからです。多肉植物が乾期に備えて水を葉に蓄えるように、サボテンも水分を蓄えて同様に乾期に備えます。
この多肉植物とサボテンの違いの目安は、水分を蓄える場所が違うということです。
サボテンは、葉ではなく幹に水分を蓄えます。それぞれの多肉植物の自生地より、サボテンの自生地の方が年間を通しての降水量が少ないですから、雨が降ったときにその体自体に水分を溜め込んで厳しい乾期を乗り越えようとして、葉ではなく幹に水分を蓄えることとなったのです。
水分を保有できる量は、サボテンの仲間の方が多いですから、サボテンをカットして一ヶ月から二ヵ月ぐらい半日蔭に置いても枯れないです。多肉植物も実際には挿し木目的でカットして二、三週間ぐらいは、水を与えない状態でも枯れないのが普通です。
草花、観葉植物などの挿し木は、一般的に直ぐに土に挿し木をし水を与えて管理ます。
ここに他の植物と違って多肉植物、サボテンが持つ特徴があります。サボテンは、多肉植物のそれぞれの葉が乾期に耐えるようにトゲに変化し、体自体に水分を蓄えるようになったと考えられれています。
多肉植物
サボテン
サボテン
このサボテンは、金シャチと呼ばれる大型になるサボテン。
まん丸として水分を蓄えるには適した姿と言えます。
このサボテンのトゲのそれぞれが、もともとは葉だったと思うと不思議です。
editor's pick
latest video
news via inbox
Nulla turp dis cursus. Integer liberos euismod pretium faucibua