サボテンに限らず、植物は花を咲かせて実を付けるのが普通。ただ、その実が人にとって害が無く美味しく感じる、もしくは少々食べずらいが健康に良いと考えらているものが多い。

サボテンの実？と聞けば、うーんと首を傾げる人が多いと思いますが、案外流通している実としては、ドラゴンフルーツが有名です。

このドラゴンフルーツは、奄美大島から沖縄にかけての地域で盛んに栽培さています。

このドラゴンフルーツは、もちろんサボテンの仲間です。これ以外にも食されているサボテンの実としては、ウチワサボテンです。これらの実は、通常のサボテンの実（種が包まれているもの）に比べてかなり大きいです。

大きな実ができるものとしては、柱サボテンのお仲間に多いです。ここでは、サボテンの実を食べる目的ではなく、それから種子を取り出して種を蒔いていますから、その際に断ち割った実を少しですが味わってみることもあります。

まあまあ、少し甘さを感じるかな？というのが実際の感想です。サボテンは花を咲かせますから、それを交配すれば種を付けます。ですから少し大きくて食せれば実、それ以外は種と判断されているかと思われます。サボテンは決して特別な植物ではなく、普通の植物と同じように花を咲かせ実（種）を付けて成長していきます。