サボテンに携わって40年以上経っている。経験は豊富、それを積み重ねる連れてサボテンと呼ばれる植物は何だろう?と考えるようになってきた。これから記載することは、あくまでも個人的な考え方で正しいとは思ってはいない。
これから記述することは、サボテンと他の植物、もしくは動物との比較、捉え方の共通性を交えての記載となります。
サボテンの種を蒔いて常に思うことは、他の植物に比べて発芽してからの成長がとにかく遅い。この時期にサボテンの種を蒔いとして一年後の大きさで3cm成長すれば上出来だと思う。種を蒔いて一年経過して3cmとは….人の指先ぐらいなもの。
種から蒔いて3ヶ月ぐらいでは、マッチの上部ぐらいまで成長すれば、それで上出来。
種類によっては、さらに遅いものもある。
ここは小牧市、以前はこの市内でもサボテンの実生(種を蒔くこと)は結構多く行われていた。
小牧市の隣の春日井市は、そのサボテンの実生は大々的に行われていた。
何十年もサボテンの実生が行われた考えい方、栽培技術は世界でもトップだと思う。
それを持ってしても成長させるのには期間が必要となる。
この成長の遅さは他の植物と比べて不思議なぐらいに遅い。
それなのに乾燥した荒涼地で生きることが出来得ているのか?という疑問を感じる。