試み
自分も含めて園芸、農業に携わる生産者の多くの人は、自分なりにあれこれと思考錯誤しながら栽培を続けてきたと思います。
今年は、こうした方がいいのではと思いながら植え付けて栽培を行っている方々が多いでしょう。いままでの経験と言えば聞こえはいいですが、実際には今までの失敗の積み重ねの多さが経験と呼べるのではないかと思います。上手く生育させ収益を上げれば、さらにと欲を出したりして失敗することもあります。園芸、農業でも栽培は一年を通して考えていくもの。10年という期間は、とても長い期間のように思われますが、10回の経験をしただけに過ぎません。20年とは20回の経験をしただけに過ぎません。それを超えてきた人たちがプロの生産者でしょう。この職業に於いて完全だったという意識はないでしょう。今までの失敗した経験を活かしながら、次節に向けては、こうしたらいいのか?などと自分なりの試みを思い描きながら取り組んでいると思います。
プロと呼ばれる方々、それは失敗を重ね経験という言葉に置き換えてきた人たちではないでしょうか?
ときに自分なりの試みは失敗することがあります。しかしそれをすることによって上手くなったりもします。
自分は、サボテンの栽培に携わっています。このサボテンの世界に共通の正解はないです。未知のことの方が多いかも知れません。
ですから栽培していく上で多くの試みをします。それによる失敗はもちろんありますが、その失敗の原因を把握して一歩前進していければと考えています。
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